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オスプレイ フィリピン救援 で 岐阜での展示中止 [ニュース]

アメリカ海兵隊の新型輸送機オスプレイ、フィリピン台風被害の救援のため自衛隊イベントでの展示中止
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photo credit: #PACOM via photopin cc

アメリカ海兵隊の新型輸送機MV-22Bオスプレイが、台風「ハイエン」で大きな被害を受けたフィリピンの救援活動に普天間基地の24機中14機が派遣されていることを受け、防衛省は今月の下旬に予定していた自衛隊イベントでのオスプレイの展示を中止しました。

防衛省は、オスプレイの安全性をアピールするための手段として、各地のイベントでのオスプレイの展示を計画中です。そこには、国民の理解を得ながら、沖縄以外での訓練実施の可能性を広げようという思惑があります。

オスプレイの沖縄配備では、機体の安全性に問題があるとの意見が広く報道されたため、途中の輸送段階でも「果たして事故なく沖縄まで到着できるのか?」ぐらいの目で見られていたんじゃないでしょうか。飛行機にヘリコプターの羽根がついていて、その角度が変わるんですから、見る人の安全に関するフィーリングに微妙な感じを与えることも分からなくはないですよね。

しかし、10月に滋賀県の饗庭野駐屯地での訓練にオスプレイが参加するなど、沖縄以外での訓練が計画されると、大きな反対運動もなく意外にもすんなり受入れられました。
そこで、国内の他地域でもまずは展示などソフトなデモンストレーションでオスプレイの安全性を理解してもらおうと防衛省で展示の計画をされたと思うのですが、現在、もっと過酷な現実の災害救援活動でオスプレイの機動力が多いに発揮されてます。

オスプレイは、従来機より速いスピードと展開距離でフィリピンの中でも救援の届きにくい地域に救援物資などを運んでいて、こうした実績の中で安全性も評価されていくのではないでしょうか。
オスプレイの活躍についてはあまり報道されないので、防衛省のこのニュースにより多くの人に伝わるという効果もあったと思います。
皆の安全を心よりお祈りします。



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