ネット経由で「味」が送れる時代になりました! [IT]
酸味、苦み、甘み、塩味などが再現!
香りとの組み合わせでバリエーションも!?
その方法とは !?
今までの味の再現方法の多くは化学物質の配列によるものでしたが、ここでご紹介するのは人間の舌に電気と熱の刺激をあたえるデジタルインターフェイスによる味の再現なわけです。つまり、この方法をつかえば化学物質を使わないため、インターネットを通じて味覚の操作ができるというわけです。
詳しくは、シンガポール国立大学出身のナイメーシャ・ラネイシング(Nimesha Ranasinghe)さんのオンラインポートフォリを参考にしてくださいね。彼は、嗅覚と味覚のデジタル・シミュレーションやAR拡張現実と組み込みシステムの研究をしています。
いまのところ、味覚としては、酸味、塩辛み、苦み、甘み、が中心ですが、前のエントリで紹介したような「香り」が作れるガジェットと組み合わせれば、私たちはインターネット越しにかなり多くの体験をすることができるようになります。
たとえば、甘みとバニラの香りを合わせれば、多くのスイーツを連想させられるぐらいの体験を作ることができるんじゃないでしょうか。そして、「焦げ」なんかの再現テクニックが開発されれば、それこそ料理的なもののバリエーションがぐっと広がるのではないかと思います。
子どもの五感をめざめさせる味覚の授業―「しょっぱい。すっぱい。にがい。あまい。」
- 作者: 内坂 芳美
- 出版社/メーカー: 合同出版
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
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