「香り」を作ってメールで送れる時代になりました! [ニュース]
たとえば、今の気分が "チョコレートキャラメル" だったら
その香りを調合して友達に送ろう、SMSで!
oPhone は、320種類の香りの合成が可能!
未来話をするとき「匂いの出る映画」とかって、よく出てきませんか?
320種類の香りを合成することができるこの oPhone (たぶんオーフォン)を使えば、そんなこともできるでしょうね。
たとえば、主人公がコーヒーブレイクをしているときは「挽きたてのコーヒー」の香り、食事しているときは「うなぎの蒲焼き」の香り、お風呂に入っているときは「ジャスミン」の香りなどなど、臨場感のある演出ができそうです。(うなぎの蒲焼きの香りは未定?)
この oPhone は、調合した匂いのデータをSMSで送り、Bluetooth経由で相手の持つ oPhone に届けるという仕組みです。上の写真のものはまだプロトタイプですが、2014年中には商品化される予定です。
しかしながら、個人でこれらを購入して楽しむというのは、少しハードルが高いですね。香りの調合は320種類あるとのことですが、自分自身が香りに興味を持っていなかったら、どんな香りをどんなタイミングで相手に送るべきか、分からないしね。
私としてはやはり、パーソナルな香りの通信というより、映画やDVDなどの映像にあらかじめ香りのデータを埋め込んでおいて、そのシーンにふさわしい香りで臨場感を高める4Dガジェットになるんじゃないかと予想します。まあ、ずいぶん先の話になると思いますが。
あるいは、「Japanese Koudou 〜香道〜」やワインのソムリエバージョンなど、趣味や学びと結びつけたソフトとハードのセットを提供することでマーケットが見えるんじゃないでしょうか。
タグ:OPhone
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