田中邦衛さん 俳優引退報道 体力の問題 [映画]
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俳優・田中邦衛(たなかくにえ)さんが引退。
「北の国から」の黒板五郎役が印象的な個性派俳優。
モノマネされる機会は多いけど、ご本人ももっと見たい!
古くは加山雄三さんの「若大将」シリーズに「青大将」として名脇役となり、以降レギュラー出演することとなる。また「仁義なき戦い」シリーズでは、はまり役とも言えるヤクザを演じました。
そして、1981年始まったのが倉本聰さんが手がけた「北の国から」です。初回放送からスペシャルドラマを含め21年間にわたって放送されるという国民的なドラマとなりました。
さて、今回の報道で田中さんの年齢を知ったのですが、80歳とのことで北の国からのシリーズ最終回として放送された「2002遺言」を思い出しました。それは、ドラマの最後に田中邦衛の五郎さんが語るシーンです。
「俺にはお前たちに残すものは何もない、でも、残すべきものは伝えた気がする。」
自然に対する思い、人生に対する思いを込めたメッセージを一人語り続けます。
「金なんか望むな、幸せだけを見ろ。」
それが子どもたちへの遺言として語られ、この長いドラマが終わりを迎えます。
テレビ番組のインタビューに答えた奥様のお話によると、「体力的に厳しい」ということですが、無理をせずに過ごしていただけたらと思います。生きていれば、田中さんはずっと俳優ですから。
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