ものまねタレント すだちtoかぼす 詐欺未遂で逮捕！

"すだちtoかぼす"としてモノマネでテレビにも出ていた
元ものまねタレント金野容疑者が詐欺未遂で逮捕！
お金に困っていたとしてもリスク高すぎない？

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"すだちtoかぼす"は、今回逮捕された金野忠義容疑者と現在は「あっくん」と改名して活動中の東郷淳さんのモノマネコンビ。2002年にコンビ解散後、金野容疑者は、芸能界を引退していたとのこと。

リスクが高過ぎるシナリオになぜ？
報道によると今回の事件は12月4日、都内に住む60代の男性に対して、その息子さんを装い「電車に鞄を忘れた。取引に500万円が必要だ」と電話をかけ、さらに息子さんの上司を装い、お金を受け取ろうとしたところを男性の通報を受けた警視庁小金井署員に逮捕されたものです。



ものまねタレントとしての自信があったのかどうか分かりませんが、60代の男性を電話でだますことが可能かどうか、この段階ですでに成功率が低いチャレンジです。今回のように男性が騙されたふりをして警察に通報することは事前に十分予想できることです。

さらに、「電車に鞄を忘れた」からって500万円すぐキャッシュで用意しなければならないなんて、これは闇取引以外のなにものでもないですよね。少なくともまともな企業ではない。
しかも、それを容疑者自身が息子さんの上司になりすまして受け取りにいくなんて自殺行為じゃないですか、「飛んで火にいる夏の虫」状態ですね。こんなにリスクの高い犯罪になぜ手を出すのでしょう？

詐欺の被害が関西で急増！
こんなバカげた犯罪をするほうもするほうですが、中には未だにひっかかる人もいるようです。
それを象徴するのが「大阪人はオレオレ詐欺にひっかからない」という神話の崩壊です。

全国では減少傾向の振り込め詐欺も関西では増加傾向にあります。
「税金が返ってきますよ」などという、大阪人の経済感覚に訴える手法も使われているようですが、詐欺事件の多くが被害者の息子のふりをして「会社のお金をなくした」「事業に失敗した」という古い手口らしいです。
お金の受け渡しを工夫すれば、犯罪者にとっては効率のいい仕事になるのかもしれません。いずれにしても、リスクは高いですが。

ちなみに、関西の皆さんはよくご存知だと思いますが「よしもと新喜劇」のシナリオでは、かなりの頻度で「借金取り」が登場します。お金を返さないと酷い目に遭うという意識が根付いているのかもしれませんね。